飛躍を重ねる、
若きトップライダー

4人兄弟の3番目として育った深田茉莉は、幼い頃からスノーボードが身近にある環境で育ち、兄と姉が滑りを楽しむ姿に惹かれて自然とボードを始めた。

兄がプロ資格を取得し、ともに練習を重ねるなかで、深田自身も同じ種目で大会に挑むようになっていくと、15歳で国内公式大会優勝を果たし、プロへ昇格。

その後は一気に階段を駆け上がり、10代にしてトップライダーの一角を担うまでになった。

世界の舞台では、2022年にアメリカで行われたFISスノーボードW杯ビッグエアで初出場・初優勝という鮮烈なデビューを飾ると、翌2023年も同大会で2位に入り、存在感を確かなものにした。

2024年はスイスで優勝を挙げ、2025年も中国、オーストリアで2位の表彰台を獲得。
さらに同年、オーストリアで行われたFISスノーボードW杯スロープスタイルでも初優勝と結果を残し、活躍の幅を広げている。

直近では2025年11月、ビッグエアW杯開幕戦で優勝。
確かな技術と積み重ねてきた経験を背景に、ミラノ・コルティナへ向けて歩みを進めている。